自分自身に耳を傾け新しいパターンを始める
『確かに、娘との関係もですけど、自分自身との関係も築けていないかもしれないです。』
仕事に追われ、家事に追われ、毎日を忙しく過ごしているアラフィフの女性のお話しです。
忙しくて疲れている
マロンさん(仮名)は、仕事と家庭を両立している、育ち盛りのお子様がいるアラフィフの女性です。
マロンさんは、仕事に追われ、家事にも追われ、毎日が忙しく、疲れ果ててしまっています。
身体の不調も抱えており、このままこの生活を続けていれば、いつか倒れてしまうのではないかという心配もあります。
そんなマロンさんが、忙しい合間を縫って、癒しを求めてセッションを受けました。
心の疲れを改善する
始まりのメッセージ
セッションはすべて身体の反応を確認しながら、身体が反応することに従って進めていきます。
まずは、”オラクルカードを引いて、メッセージを伝えて。”との身体の反応。
あなたの取るべき道を示してくれます。信じて導きに従ってください。
HEALING WITH THE ANGELS
こんな身体からのメッセージを皮切りに、セッションが始まったのでした。
同じパターンを繰り返す
さて、忙しい日々で疲れ果てているマロンさんですが、”仕事以外で疲れていることは何?”と身体の反応があります。
「心も疲れています。」
身体だけでなく、心も疲れているマロンさん。
そんなマロンさんに、
”心が疲れている要因は何が考えられる?”と身体の反応。
「今、思い浮かぶのは、子供のことです。娘との関係がうまくいっていないんです。同じようなやりとりを毎回繰り返していて、その度にイラっときているんです。」と、マロンさん。
これが赤の他人だったら、距離を置けばいいだけかもしれませんが、家族だとそうはいきませんよね。しかもパターンにはまり込んでしまったら、どう抜け出したらいいのかわからなくなってしまい、同じパターンを繰り返しがちです。
抱えている矛盾
そんなマロンさんのお嬢さんとのお話を聞いている中で、”いいところを何回も言っている。”というマロンさんの言葉に身体の反応がありました。
そのことについてさらに話していただくと、今度は、”本当のことを上手く言わなきゃいけない。”というマロンさんの言葉に身体の反応がありました。
マロンさん曰く、
「娘に文句ばかり言っていてもいけないんで、いいところも言うようにしているんです。でも、いいところを何回も言っているけど、伝わっている感じがしないんです。娘に伝わるように、本当のことを上手く言わなきゃいけないと思うんですけど、同時に、いいところを見つけるのが面倒くさいとも思うんです。」
お嬢さんのいいところを伝わるように言おうと思う反面、いいところを見つけるのが面倒くさいという、矛盾を抱えてしまっているマロンさん。
認め受け入れていないもの
そんなマロンさんに、”オラクルカードを引いて、メッセージを伝えて。”との身体の反応。
そのメッセージは、
もし、私が本当にあらゆることがらを尊重したら、私の人生の旅路は、いったいどこへ行くでしょうか?
GATE WAY
というものでした。
そして、”マロンさんが認め受け入れてないものって何だろう?”との身体の反応。
「そうですね・・・。娘に対してイラッとするところでしょうか。私が疲れていても、手伝ってくれないところにイラッとします。手伝ってくれないから、結局私がやらなきゃいけない。疲れてるのに。」
自分自身に正直になる
”じゃあ、お嬢さんとの関係がどうなったらいいと思う?”との身体の反応。
「そうですね・・・。お互いに自分の意見を言えて、尊重できるようになったらいいなと思います。」とのマロンさんの答え。
”そのためにはどうしたい?”とさらに深掘りしていく身体の反応。
「そのためには、考えてから言ったほうがいいかなと思います。その場の勢いにまかせるんじゃなくて。そして、娘に伝わるように言えれば、娘も自分の意見を言ってくれるんじゃないかなと思います。」
ここで、”マロンさんにメッセージがあるよー。”との身体の反応。
そのメッセージとは、
自分自身に正直になって、あなたの内なる導きに耳を傾けましょう。
GATE WAY
というものでした。
これを聞いてマロンさんは、
「あー、わかります。そうなんです。上手く言わなきゃいけないって考えちゃって、自分自身に正直ではないかもしれません。娘に対してだけではなく、他の人に対しても。確かに、娘との関係もですけど、自分自身との関係も築けていないかもしれないです。」
そして、『伝わるように言う』という信念に変えるためのエネルギーワークをおこないました。
2つのエネルギーワーク
自分自身に正直になる
今回行ったワークは、不要な誓いを解除するということでした。
私たちは時として、過去に誰か、あるいは自分自身に対して誓ったことのために、人生を前進させることができなくなっていることがあります。過去には必要があっておこなった誓いが、状況が変わって、不要になった今でも、私たちを縛り、動けなくさせているのです。
”どんな誓いをしていたと思う?”との身体の反応に対して、マロンさんは、
「自分自身に正直になってはいけないという誓いだと思います。」と、即答しました。
それにたいして身体は、”YES!”との反応。
ということで、今ではもう不要になった誓いを解除していきました。
身体のエネルギーを整える
そしてもう一つ、今回は音叉のワークを行いました。
身体が反応する指示に従って、音叉を身体のツボに当てながら、身体のエネルギーバランスを整えていきました。
こうして、セッションは終了したのでした。
身体からのメッセージ
後日お伺いした話ですが、マロンさんは、長年耳の調子があまり良くなかったそうです。
セッションの翌日、いつも以上に耳の調子が悪くなったんですが、いつもより早く2日ほどで急に回復したそうです。
身体の症状と精神との関係を紐解くと、耳痛は、
<考えられる原因・内的要素>
怒り。聞きたくない。収拾のつかない混乱。両親の言い争い。
<新しい思考パターン>
まわりとうまくいっている。嬉しいこと、いいことを熱心に聞く。私は愛そのものなのだから。
ライフ ヒーリング
という見方もあります。
もしかしたら、今まで繰り返してきたお嬢さんとのパターンから抜け出し、自分自身に正直なり、お互いに意見が言えるような新しいパターンを始める時期ですよというお知らせかもしれませんね。