ヒーリングのセッションの料金が高いほど効果は高いのですか？

2023年2月9日

あなたは、『ヒーリングのセッション料金が高いほど、動かすエネルギーは多くなり、効果も高くなる。』という話を聞いたことはありますか？

✔︎ この記事では以下のことがわかります

✔︎ まずは結論から

「ヒーリングのセッション料金が高いほど、動かすエネルギーは多くなり、効果も高くなるのですか？」

答えは、『NO』です。

では、そのからくりをみてみましょー。

料金が高いほど効果は高くなるのか？

思い込みは効果を変える

私たちは誰もが思い込みを持っています。その思い込みに基づいて物事を認識し、捉えています。

そして、その思い込みゆえに、生きづらくなったり、生きやすくなったりします。

思い込みは、あらゆる領域のあらゆるものに関わっています。もちろん、効果に関する思い込みもあります。

この効果に関する思い込みは、実際の効果にも大きな影響を与えます。

物事の捉え方のみならず、肉体や精神など広範囲に影響を及ぼします。しかも、その影響は絶大です。

効果は高くも低くもできる

効果に影響を与えることができるということは、実際の効果よりも、低くすることもできるし、高くすることもできます。

必ず実際とは違う効果になるということではなく、実際の効果とは違う効果になる確率が高くなります。

効果があるという思い込みがあると効果が高くなる

効果に関する思い込みは、人それぞれ違います。

効果がないという思い込みを持っている人もいれば、とても効果があるという思い込みを持っている人もいます。

しかも、時と場合に応じて、違う思い込みになります。

そして、効果がないという思い込みを持っていると、実際に効果はなくなり、

とても効果があるという思い込みを持っていると、高い効果が現れることもあります。

結論

結論：料金に対する思い込みが効果を高くしている

つまり、料金が高いほど効果があるのではなく、料金が高いほど効果があるという思い込みがある影響で効果が出ている、ということになります。

時間が長いほど効果は高くなるのか？

結論：時間に対する思い込みが効果を高くしている

時間についても、料金と同様の考え方になります。

つまり、時間が長いほど効果があるのではなく、時間が長いほど効果があるという思い込みがある影響で効果が出ている、ということになります。

時間については、長いほどやった感があるので、「これだけの時間をかければそれに見合った効果がある」と思い込みやすいかもしれませんね。

適切なワークができれば、時間はほんのわずかでも十分です。

ツールが多いほど効果は高くなるのか？

結論：ツールの多さに対する思い込みが効果を高くしている

ツールの多さについても、料金と同様の考え方になります。

つまり、ツールが多いほど効果があるのではなく、ツールが多いほど効果があるという思い込みがある影響で効果が出ている、ということになります。

ツールの多さついても時間と同様に、多ければ多いほどやった感があるので、「これだけ多くのツールを使えばそれに見合った効果がある」と思い込みやすいかもしれませんね。

多くのツールを使うのではなく、適切なツールを使うことが重要です。

料金と効果に関する研究

料金と効果の関係については研究があります。プラシーボ効果の研究です。

薬や療法に対する効果の一つにプラシーボ効果というものがあります。

本当は効果がない薬や療法であっても、効果があると信じ込むことによって症状の改善があることを指しています。

1セントのアスピリンを飲んでも変化がないのに、50セントのアスピリンだと頭痛が消えるというのもプラシーボ効果の例です。

薬などの効果のおよそ3分の1はプラシーボ効果からきているともいわれています。

このプラシーボ効果、最近の痛みの経験が多い人に価格による効果がとりわけ強く表れたという研究もあります。

もちろんプラシーボ効果の現れない人もいます。

価格と品質の関係について気にするのをやめた人は、この効果が現れにくい傾向にあります。

選択は自由

思い込みを利用する

さて、ここまで思い込みが効果に強い影響を与えているというお話をしてきました。

この思い込みを利用することもできます。

つまり、料金が高いほど効果が高くなるという思い込みを持っていれば、金額に比例した効果が得られる可能性が高くなります。

時間やツールについても同様です。

何を選択するかは、あなたの自由です。

料金設定

個人セッションのベースとしているインテグレイテッドヒーリングの一般的なセッション料金を調べたところ、12,000円〜40,000円の間（2022年11月独自調べ）でした。

harmonyrippleでは、思い込みを加味したものではなく、バランスのとれた料金設定を心がけたいと思います。