過去の出来事から自由になる

『もしも、今、あなたが変わらなかったら、これからのあなたの人生はどうなりますか?

過去の出来事を思い返しては嫌な気分になってたときに受けたセッションのお話。

思い返す出来事

人生ではじめて、10日間の瞑想合宿に参加した私。ですが、瞑想中に、過去の出来事を何度も何度も思い返しては、つらい思いをしていました。

それは、少し前まで参加していたグループに関することでした。

そのグループは、参加当初から違和感を感じていました。ですが、その正体が何かわからなかったので、私はその違和感を放置していました。自分を失くして周りに流されるがままに参加していたんです。参加している頃は悪夢を見ることも多かったです。おそらく、自分が思っている以上のストレスだったと思います。

結局は、そのグループから脱けました。

そして、あまり間をおかないうちに、瞑想合宿に参加する機会がありました。

ですが、瞑想をしていると、グループに関連することを思い返しては、嫌な気持ちが湧き上がってくる。その繰り返しでした。

この思いに根深さを感じた私は、瞑想合宿からの帰宅後、セッションをお願いしたのでした。

過去の出来事を手放す

手放したい気持ち

セッションはすべて身体の反応を確認しながら、身体が反応することに従って進めていきます。

最初に、「そのグループに関連することを話してもらっていい?」と、プラクティショナーの方から問いかけがありました。

「最近、瞑想合宿に行ったんですが、瞑想している間、グループに関連することがいつもちらついていたんです。そして、嫌なつらい気持ちになっていました。今でも嫌な気持ちは残っていて、自分が思っているよりも根深い感じがするんです。」と、私は答えました。

「その嫌なつらい気持ちは、どんな気持ちか話してもらってもいい?」と、プラクティショナーの方。

「不満やモヤモヤした感じです。あと、違和感。そして、納得がいってない感じです。」と、私。

「じゃあ、それをどうしたいと思う?」

「それらを全部手放したいです。」

私は、これらの嫌なつらい気持ちを手放して、楽になりたかったんです。

意識を向ける方向

「では、それらの気持ちについてもうちょっと話してもらってもいい?」と、プラクティショナーの方。

「嫌なつらい気持ちにばかり囚われていないで、もっと違う、大切なことに意識を向けたいです。」と、私。

「うん、他にもある?」

「それらの気持ちにとらわれているときは、ダメな自分につながっている感じがするんです。つながっているというよりは、どっぷり浸かっている感じかも。グループでやっていたことに関連したことを、私はこれからもやっていきたいと思っているんです。なので、グループに関連することは、私にとっては影響力が大きいんです。」

「じゃあ、どうなれればいいと思う?」

「私は、そんなことにばかり意識を向けていないで、もっと自由に、気楽にやっていきたいです。」

ということで、自由にやっていくという信念に変えるためのエネルギーワークをしました。

ストレスの影響を取り除く

今回行ったエネルギーワークは、ストレス反応に関する内分泌腺をエネルギー的に協調させることです。

ストレス反応に関する内分泌腺とは、副腎、視床下部、脳下垂体の3つです。私たちの身体は、ストレスを感じるとこの3つの内分泌腺の働きによりストレスに対処します。この対処は、短期的にはとても役に立つものです。ですが、慢性的に対処し続けると、消耗してしまいます。

なので、慢性的なストレスの影響を取り除き、適切に機能するようにエネルギーを整えました。

もしも、今、変わらなかったら

そして、イメージワークも行いました。私は目を閉じて、プラクティショナーの方の誘導に従って、イメージをしました。

「今から1ヶ月後の自分を想像してみてください。今、あなたが変わらなかったら、あなたはどうなりますか?何になりますか?どこにいますか?

1年後はどうですか?

5年後はどうですか?

時間を進めて、老後まで行ってみましょう。ロッキングチェアに座って、今のあなたの生活を振り返ってみましょう。あなたの人生はどんな人生でしたか?自分の人生を無駄にしたと後悔しそうな気がしますか?」

もしも、今、私が変わらなかったら・・・。

私は、グループに関連することを思い返しては、嫌な気持ちが湧き上がってくる。それを繰り返すと思う。そして、そのまま人生を終えるかもしれない。

いやいや、そんなの時間の無駄でしかない!!

私にはやりたいことがあるのに、思い返しては嫌な気持ちになって、そのまま人生を終えるなんて、時間がもったいなすぎる。それよりは、やりたいことに集中したい!

こうして、私は無駄なことに時間を費やしていることに気づき、セッションは終了したのでした。

限りある人生をどう過ごすか

人の人生には限りがあります。時間は必ず過ぎ去っていきます。

そんな限りある時間を、私は過去の出来事に囚われながら過ごしていました。

ポジティブな気分は、サラ〜っと、あっという間にどこかへ過ぎ去っていきます。けど、ネガティブな気分は、粘着テープのようにしっかりとこびりついて、なかなか離れないですよね。

そして、心も身体も反応し続けて悪循環にハマってしまいます。

限りある私たちの人生、どうせなら有意義に時間を使い、悔いのないように生きたい。そして、そのためにも、この一瞬一瞬を、過去の出来事ではなく、今に意識を向けて、大切に過ごしていきたい。

改めて、そんなふうに思ったセッションでした。

事例・ご感想

Posted by yumiko