インナーチャイルドを癒して自分の行きたい道を行く

『本当は、私は自分の行きたい道を行きたかった。なのに、人目を気にして、普通を選び、挙げ句の果てには自分を見失ってしまった。』

慢性疲労状態の私が、体調の回復を妨げていた思考のクセを手放したあとのお話。

思考のクセを手放したあと

慢性疲労状態の私が、体調の回復を妨げていた思考のクセを手放したあと。

今度は別の方からセッションを受けました。

自分の行きたい道を行ってもいい

グループの違和感

セッションはすべて身体の反応を確認しながら、身体が反応することに従って進めていきます。

今回のセッションで取り扱うこととして身体が反応したのは、『体調に影響を与えているストレス』でした。

この『体調に影響を与えているストレス』については、以前も取り扱ったことがあります

まだ取り扱うことがあるんですねー。そうですよね、まだ完全に回復したとはいえない状態ですし。

まず最初に身体が反応したのは、『今参加しているグループ』でした。

このセッションを受けた当時(2020年)は、とあるグループに参加していたんです。ですが、今思い返すと、私が求めるものとは異なることをしていたグループでした。

参加当初から違和感を感じていたものの、その正体が何かわからなかったので違和感を放置していました。自分を失くして周りに流されるがままに参加していたんです。参加している頃は悪夢を見ることも多かったので、自分が思っている以上のストレスだったと思います。

思うように動けない

次に身体が反応したのは、『自分が思うほどには動けないこと』

セッションを受けたのは、緑があざやかになってくる6月上旬ころのこと。その頃は、常に気怠いということはなくなったものの、何かするとすぐに疲れてしまう。そして、疲れると回復するのに時間がかかる。そんなことの繰り返しでした。自分が思うようには動けなくて、もどかしい気持ちを抱えていました。

やりたいことはたくさんあるのに、すぐに疲れるからできることは限られる。

このジレンマから抜け出せずにいたんです。

人間関係の悩み

その次に身体が反応したのは、『人間関係』

私は自他ともに認める内向型人間で、人見知りな上に引っ込み思案。当然のことながら、人間関係は苦手です。

そんな人間関係でこの頃私を悩ませていたのは、嫌われているとかぞんざいに扱われていると勝手に思ってしまうこと。そして、身体をえぐられるような、そんな感覚に時々おそわれていたんです。

別になにかあったわけでもなく、誰に対してということもなく、勝手に思いがわき上がってきて、えぐられる感覚になっていました。

私的にはだいぶきつい感覚でしたね。

意識を向ける方向性

次に、そんな私が生きやすくなるように意識を向ける方向性を探っていきました。

人が苦手で、人見知りで引っ込み思案な私の身体が反応したのは、『自分を信頼して我が道を行く』でした。周りと調和しながら、自分を信頼して、素直に自分を表現して、行動する、という我が道を行くです。

自分を失くして、周りに流されていた私には、ぴったりかもしれませんね。

ということで、自分を信頼して我が道を行くという信念に変えるためのエネルギーワークをしました。

インナーチャイルドを癒す

今回行ったエネルギーワークは、インナーチャイルドを癒すことです。

私たちは子どもの頃経験した思いや感情を、大人になってからも持ち続けています。そして、その思いや感情を持っていることが当たり前になっています。その思いや感情は、無意識の行動に影響を与えたり、同じパターンを繰り返す元となります。これが生きづらさの要因になります。そんな子どもの頃の思いや感情を癒すということをしました。

身体の反応によると、今も私に影響を与えているものは、『普通になろうとしていたこと』でした。

そう、私、子供のころは、一生懸命、普通で平凡な人を目指していたんですよね。

個性を出したらみんなから除け者にされると思っていたし、変とか変わっているなんて言われると自分はダメな人間だと受け取っていたし、普通はこうでしょなんて言われると普通ではない自分はダメな人だなんて思っていました。

自分を失くして他人に合わせて、普通になろうとしていたんですよね。

でも、周りの人たちが言う普通にはなれなかったので、自分を否定するようになりました。

自分の一番の味方であるはずの自分が、自分を否定するという悲しいことをしていたんです。そして、自分をぞんざいに扱っていました。

一番身近な人である自分にぞんざいに扱われていたら、自分自身が嫌いになるし、他の人に対しても苦手意識を持つのは当たり前ですね。自分をぞんざいに扱い、たくさん傷つけて、申し訳ないと思いました。反省です。

インナーチャイルドからのメッセージ

そして、インナーチャイルドからメッセージをもらいました。つまり、身体が反応した自分自身からのメッセージということです。

それは、『自分の行きたい道を行ってもいい』でした。

子供のころは、自分がやりたいことというよりは、一般的なことを目指して歩んできたけど、もう自分の行きたい道を行ってもいいと。

本当は、私は自分の行きたい道を行きたかったんです。なのに、人目を気にして、普通を選び、挙げ句の果てには自分を見失ってしまった。そして、結局つらい思いを抱えている。今でも年齢だとか生活だとか、一般的なことと照らし合わせて躊躇している部分はあるかもしれない。でも、私が思っている以上に、もっと自由になっても大丈夫なのかもしれない。そんなふうに思いました。

行きたいという気持ちと、行ってもいいんだろうかという気持ちが混じり合った、緊張と戸惑いが混じったなんとも言えない気持ちになりました。

そして、その他にも必要なエネルギーワークをしました。

最後のメッセージ

最後に、『インナーチャイルドからメッセージがあるよ』と身体の反応。

それは、『技術や能力を学び続けるといい』というものでした。

こうして、セッションを終了したのでした。

技術や能力を学び続ける

最後の『技術や能力を学び続けるといい』という言葉。

この頃、私はよく思っていました。

「興味のあることを学ぶのは楽しい。この気持ちが子どものころにあったら、どんなにたくさんのものを吸収できただろうか!って。

なにしろ一般的なことばかりに目を向けて、自分の興味はあまり考えなかったので(苦笑)

「今は年齢相当の吸収しかできないし、というか枯渇している状態だからそれ以下かもしれない。」と思っていました。

今現在は、仏教と心理学を通じて無意識の世界を学んでいくことがとても楽しいです。もちろん楽しさだけではなく、大変な思いをしたり、つらい気持ちになることもあります。

それでも学ぶのは楽しいので、きっとこれからも学び続けていきくと思います。

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セッション事例

Posted by yumiko