変化がありません

2022年3月5日

個人セッションのよくある質問で、変化がないことについてです。

変化が起きることについて

変化を感じる人と感じない人がいる

エネルギーワークに限らず、施術を受けたあとに変化を感じる人と感じない人がいます。

施術に限らず一般的に、範囲が狭く目の前にある単純なものを取り扱った場合は変化がわかりやすく、範囲が広く深い上に複雑に絡み合った目に見えないものを取り扱った場合は変化がわかりにくい傾向にあります。

インテグレイテッド・ヒーリングでは、その時に最も最適なものを取り扱うので、単純なものを取り扱うこともあれば、複雑なものを取り扱うこともあります。

そして、顕在意識ではなく潜在意識を取り扱っていきます。

どのようなものを取り扱うかは、身体の反応を確認して決めます。

単純なものを取り扱ったときは変化が感じやすく、複雑なものを扱ったときは変化を感じ難い傾向はあると思います。

セッション後に変化を感じなかったとしても、潜在意識の深いところでは変化が起きています。

変化を起こすことが良いという思い込み

セッションをする側でも受ける側でも、多くの人は変化を起こすことが良いという思い込みを持っています。

  • 変化が起きることが良いセッション
  • 変化を起こせるのが良いプラクティショナー
  • 良いセッションは必ず変化を起こすものだ

こういった思い込みに囚われてしまいがちですが、変化は目に見えるものも見えないものもあるので、目に見える実感できる変化が起きることが良いセッションだとは限りません。

変化がないことについて考えられること

とはいえ、せっかくセッションを受けたのだから変化を感じたいという気持ちはあると思います。

対面のセッションでは身体の反応の変化を体験していだだけますが、オンラインのセッションでは体験していただくことができません。

また、仮に同じセッションを受けたとしても、変化を感じる人と感じない人がいることは事実です。

そこで、変化がないことについての考え方をまとめてみました。

変化がない方は、これらの中のどれかまたは複数のことが当てはまるかもしれないし、どれも当てはまらないかもしれませんが、参考までにご覧ください。

プラクティショナー側で考えられること

身体の反応が読み取れていない

インテグレイテッド・ヒーリングでは身体の反応を確認しながらセッションを進めていきます。

身体の反応が読み取れていないと適切なセッションをすることができません。

トラウマや電磁波などのネガティブなエネルギーの影響で、身体の反応が正確に読み取れなくなることがあります。

これらの影響をクリアにしないままセッションを進めると適切な変化を起こすことが難しくなります。

また、プラクティショナーの意図が入ったセッションをしている、プラクティショナーの価値観に基づいてセッションをしているといった場合も身体の反応が読み取れているとは言い難いです。

セッション中に余計なことをした

身体の反応を確認せずに、必要のないことや必要のない話をすること、また、クライエントに話をさせ過ぎてしまうことは、セッションを台無しにすることにつながりかねません。

また、セッション後も余計なことはせず、変化するにまかせたほうが良いように感じます。

クライエント側で考えられること

期待していた変化と違う変化で気づかない

明確な目的を持ってセッションを受けた場合、期待通りの変化でなかったときは気づかないことが多いです。

自分の外側に意識が向いていて自分の内側に意識が向いていないため気づかない

トラウマになるような出来事や感情の抑圧などが原因で、自分の内側に意識を向けることが難しくなることがあります。

心の痛みに耐えられないので、自分の外側に意識を向けて自分を守ろうとするためです。

すると、感覚が鈍くなり、自分の内側で起きている変化に気付き難くなります。

広範囲の心理的逆転が起きている

心理的逆転とは、問題の解消を望んでいるけど、問題が解消しない行動を続けてしまうこと。つまり願いと行動を一致させることができていない状態です。

特に、否定的な家庭環境で育った場合は、人生の大半にわたり心理的逆転が起こる傾向にあります。

人生の大半のことで心理的逆転が起きていると、変化を感じることが難しくなります。

魂が分裂している

インテグレイテッド・ヒーリングに取り入れられている考え方に、魂の分裂というものがあります。

トラウマなどの原因により、記憶を覆い隠すためまたは生き残るために、魂が分裂しその場からいなくなってしまうことです。

セッションで癒すことができる魂は、今ここにある魂のみで、分裂してこの場にいない魂は癒すことができません。

限られた変化しか起こすことができないため、変化を感じることが難しくなります。

自分をありのままに受け止める

今のところ上記のような考え方がありますが、変化を感じても感じなくても、必ず変化は起きています。

心理学者のカール・ロジャーズはこう言っています。

不思議なことに、自分をありのままに受け止めれば、自分を変えることができるのだ。

カール・ロジャース

私たちは何かとわかりやすい変化を追い求めがちですが、まずは、あなた自身をありのままに受け止めることを意識してみるのはいかがでしょうか。

そうすれば、自然に変化していきます。

最後に、ご意見をお伺いしたKさん、誠にありがとうございました。

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よくある質問

Posted by yumiko