気づきについて

2020年9月10日

「気づき」という言葉は知っているけれども、それがどんなものかは理解していますか?

「気づき」は実はすごい働きをしているんです。

脳科学から仏教、量子力学、心理学まで「気づき」についてのお話です。

気づきの定義

「気づき」は英語のawarenssの訳として用いられ、外界の感覚刺激の存在や変化などに気づくこと、あるいは気づいている状態のことを指す。心の哲学では「気づき」とは「言葉による報告を含む、行動の意図的なコントロールのために、ある情報に直接的にアクセスできる状態」のことであると議論されている。気づきの脳内メカニズムを解明するために、さまざまな現象(閾下知覚や変化盲や両眼視野闘争など)が用いられており、ある対象への気づきの有無に対応した神経活動がさまざまな脳領域から見つかっている。

(脳科学辞典より)

仏教の気づき

仏教の「気づき」によると、

「気づき」は言葉以前の思考の前に現れる心の微細な働きであり、

客観的にありのままをただ観察し認識するものであり、

言葉で定義するのは非常に難しいとしています。

気づきの働き

「気づき」の基本的は働きとしては、

●すべきことを思い出させる

●物事をありのままに見る

●あらゆる現象の本質を見る

の3つがあげられます。

気づきの実践

「気づき」を実践していくと、

適切な時に適切な対象に適切なエネルギーを注ぎ、

智慧と慈悲を育て、

ありのままの姿を受け入れ、

物事を深く、非常に明晰に認識し、

原因と結果まで見ることができるようになるとのことです。

目覚めの瞬間

そして、「気づき」の瞬間に腑に落ちたと感じることがあると思います。

そういうときって妙にすっきりした感じになりませんか?

いわゆる“目覚め”の瞬間です。

心と量子力学

その腑に落ちた瞬間に量子力学的に何が起こっているかというと、

いつもは原子核の周りを動いている電子が静止して整列した状態になります。

完全で完璧な静止です。

すると抵抗がゼロの状態になり磁場がなくなります。

この状態というのは、ものすごい量のエネルギーをものすごい速さで伝導できる状態です。

さて、これを心の面から見てみると、

抵抗っていうのは、ジャッジ(判定)している状態になります。

善いとか悪いとか、好きとか嫌いとか、正しいとか間違っているとか、優れているとか劣っているとかです。

ジャッジ(判定)がないということは、ありのままの姿を見て受け入れている状態です。

そして、この腑に落ちた瞬間に何が起こるかというと、

陰と陽がバランスされてスペースができます。

電子が完全に静止した状態ですね。

このときものすごいエネルギーがものすごい速さで伝わり意識の飛躍がおこります。

精神世界的にいうと、次元が上昇するとか波動が上がるということですね。

つまり、それまでよりも高い視点からものごとを見ることができるようになり、視野も広がるということです。

一度腑に落ちたものは、再び腑に落とす必要はありません。

一度気づけば、そのことはそれで終了です。

そのことについての学びはそれで終了です。

まとめ

ということで、

ジャッジ(判定)がなくありのままの姿を認識する「気づき」を実践していくと、

潜在意識の奥底まで見ることができるようになり、

高く広い視点からものごとを見ることができるようになり、

やがては、大きな安らぎと究極の幸福を得られるとされています。

参考文献

マインドフルネス / バンテ・H・グナラタナ (著)

ブッダの瞑想法 ヴィパッサナー瞑想の理論と実践 / 地橋 秀雄 (著)