子どもとのケンカが絶えない・・・根本原因である潜在意識の刷り込みを解消する
『そう、私は、私の話を聞いてもらいたいんです。』
お子さんとの喧嘩が絶えない、仕事と家庭を両立させている、50代の女性のお話し。
目次
喧嘩ばかり
琥珀さん(仮名)は、仕事と家庭を両立させている、小学生のお子さんがいる50代の女性です。
お子さんとの仲は険悪ではありませんが、喧嘩が絶えません。
いつも似たようなパターンで喧嘩になるし、喧嘩のことを思い出すと、本当にイライラするし、ムカつきます。
今朝もお子さんと喧嘩しました。
それからずっと、イライラ、ムカムカがおさまりません。
そんな、どうしようもない不愉快な気持ちを抱えながら、琥珀さんはセッションを受けました。
自分の本来の力を取り戻す
今朝の喧嘩
セッションはすべて身体の反応を確認しながら、身体が反応することに従って進めていきます。
まずは、琥珀さんから今朝の喧嘩の様子を伺いました。
「・・・(略)・・・。子供はいつも、食べるだけ、言うだけ。私が困っていても、子供は何とも思わない。いっつも私が全部やらなきゃいけない。・・・(略)・・・。」
琥珀さんが抱えている思いをすべてぶちまけていただきました。
自分がやってしまう
ひと通り思いを吐き出した琥珀さんは、ふと思いました。
「私、子供に依存しているかもしれない。」
その思いをさらに深掘りしていくと、出てきたのは、
「本当は子供と一緒にやりたいんです。でも、時間の余裕がないし、やることが多すぎるし、子供に教えながら、子供と一緒にやるよりは、自分がやったほうが早いんです。なので結局、私が自分でやってしまう。」
根本原因
ここで、”じゃあ、根本原因を探ってみよー!”と身体の反応。
根本原因を探っていきました。
すると身体の反応があったのは、”琥珀さんが小学校6年生の時の学校の先生”でした。
”授業以外でしていたこと”と身体の反応があります。
琥珀さんが思い浮かんだのは、
「先生は子供たちに依存していたと思います。先生という教える立場を使って、先生自身の自尊心を保っていたんだと思います。」
どうやら琥珀さんは、そんな先生の態度を見て、先生の態度を琥珀さん自身の潜在意識に刷り込んでしまっていたようです。
そして、その刷り込みが、今のお子さんに対する態度に影響を与えてしまっていたようです。
お話しする仕事をする
琥珀さん曰く、
「私は子供に対して教えるっていうよりも、話を聞いてもらいたいのかもしれない。いや、子供に話を聞いてもらいたいだけでなく、誰かに私の話を聞いてもらいたいんです。」
”じゃあ、琥珀さんはどういう方向に向かっていけたらいいと思う?”との身体の反応。
それに対して琥珀さんは、
「お話しする仕事なんてできたらいいなと思います。」
ということで、潜在意識にある刷り込みを解消し、『お話しする仕事をする』という信念に変えるためのエネルギーワークをおこないました。
3つのエネルギーワーク
本来の力を取り戻す
琥珀さんが、琥珀さん自身の本来の力を取り戻し、その力を使って、琥珀さん自身が一瞬一瞬選択を下し、琥珀さん自身の人生を生きることができるように、過去のトラウマや不安を手放すワークを行いました。
柔軟さを取り戻す
トラウマやストレスで固くなってしまった頭蓋骨の柔軟性を取り戻すワークを行いました。
身体を活性化させる
薬石をお腹の上にかざしました。
薬石からは微量の放射線が出ていて、身体に生理的な刺激を与えて活性化させる効果があるようですね。
こうしてセッションは終了したのでした。
自分で選択し行動する
その後の琥珀さんは、お子さんとは相変わらず喧嘩をしているそうです。
ですが、絵本の読み聞かせのボランティアを始めたそうです。
どの絵本を読もうか悩んだり、人前で話すことは緊張するけれども、やりがいを感じているとのことです。
早速、自分で選択し、行動を始めた琥珀さん。
今はまだ、相変わらずお子さんと喧嘩しているそうですが、琥珀さんが自分本来の力で選択し続けていくうちに、お子さんとの関係も変化していくかもしれませんね。