現実を創っている心の奥の信念を変える
『そんなことはよくよく知っていたはずなのに。いつのまにか盲目になっていました。』
慢性疲労の改善に取り組んでいた私が、体調に影響を与えているストレスを解消したいと思って受けたセッションのお話。
体調に影響を与えているストレスを解消したい
今(2023年)から3年くらい前の2020年のこと。ここ長野では、雪が溶け、花が咲き始める3月下旬のことです。
当時、世間では新型コロナの感染が広がってきているころでした。
前々から、なかなか疲れがとれないことは感じていたのですが、前年の夏くらいから、日常生活に支障をきたすくらいの怠さが続くようになり、頭がほとんど働かない状態になりました。
それから、人の助けを借りたり、自分でできることを試行錯誤しながら、慢性疲労の改善に取り組みました。
それから1年近く経った当時も、私は、相変わらず慢性疲労の改善に取り組んでいました。
この頃の私は、栄養と睡眠をしっかりとれば身体のダルさから回復できるようになってはきたものの、すぐに疲れるというような状況が続いていました。
以前、自覚できていないストレスを解消したいと思いセッションを受けましたが、まだ自覚できていないストレスがありそうだという思いが拭いきれないでいました。
ということで、体調に影響を与えているストレスを解消したいと思い、さらにセッションを受けました。
体調不良を創っている信念
問題をピックアップする
セッションはすべて身体の反応を確認しながら、身体が反応することに従って進めていきます。
今回、身体の反応があったのは、
- 新型コロナの不安
- 将来の不安
- 前の会社のストレス
の3点でした。
感情は身体に影響する
そう、ちょうどこのころは新型コロナの感染が拡大しているときでした。そして、いろんな人がいろんなことを言っていて、批判や適当な意見も飛び交っていました。この状況に便乗して不安を煽って稼ぎに繋げる人もいたり、とにかくいろんな情報が混沌としてる状態でした。
そんな中で、何がより現実に近い情報なのか知りたかった私は、必然的に様々な情報を目にしていたわけです。
いろんな人がいろんなことを言っているのを目にすれば当然のことながら感情が動き、穏やかではいられないわけです。
確かに新型コロナについての不安をあおられていたのは自覚してました。
ただ、その不安をあおられていたことと、それが体調にも影響を与えるってことを繫げるまでには至っていなかったのです。
感情は身体に影響する。
言われてみれば至極当然なのですけど、まあ本当に気づかないものですね。
そんなことはよくよく知っていたはずなのに。いつのまにか盲目になっていました。
他の2つの”将来の不安”と”前の会社のストレス”は掘り下げることもなくセッションは進みました。
そして、『自分を信頼する』という信念に変えるためのエネルギーワークをしていくことになりました。
自己制限的な信じ込みを解除する
今回行ったエネルギーワークは、自己制限的な信じ込みを解除することです。自分を制限している信念を特定し、ポジティブな信念に置き換えるということをおこないました。
自分が心の奥に無意識に持っている信念は、それと一致するものを現実に創っています。もし自分が望んでいない現実があるとしたら、心の奥にある無意識の信念がその現実を創っているのかもしれません。この望んでいない現実を創っている信念を解除し、自分で創っていた制限を解き放つということをしていきました。
ここで身体の反応があった私の信念は、『体調に関すること』。
つまり、今の私の体調は、体調に関する自分の信念と一致するものを実現しているということです。
「自分の今の状態について、自分を害するような制限を課す思い描き方をしていない?」と、プラクティショナーの方から質問がありました。
そして、「何か予想を現実化しているみたい。どういうことかというと、自己制限的な信念が最悪の事態を予想して、潜在意識レベルで最悪の事態を達成しようと努力してしまう。そして、失敗、拒絶、喪失、不賛成、その他の破滅や弊害に関する自己制限的な予想を現実化させてしまう。つまり、自分の人生に関して、自己破壊的になっているパターン。そんなパターンがあるみたい。」とのこと。
私が思い浮かんだことは、「この体調はもうずっとこのままなのか、どこまで回復できるのか全く分からない。」ということでした。
というか、そもそも回復して元気にしている姿なんて想像できないじゃん、私!
自分がそこまで元気に回復する力があるなんて微塵も思っていない。
しかも、今現在、体調低めで安定しているところを見ると、どうやら自分が思い描いていることが現実になっている様子。
どうやらというよりも確実に現実になってるよ!
自分が思い描いていることが現実になっていることに気づいて、ショックを受けました。
ということで、その他にも必要なエネルギーワークをして、セッションを終了したのでした。
心穏やかな日々
セッションを受けた翌日。
「なんかネットを見たいという気持ちが起こらないな~。」と思いました。なので、新型コロナの状況が刻々と変わっていく最中ではありましたが、思い切って2週間ほどネットファスティングをしてみました。
ネットファスティング中は、ネットを見るとしても天気予報とか調べ物をするくらいでした。その間、世間では相変わらず新型コロナ一色だったようですが、結果として、私にとっては何の問題もありませんでした。
世間から隔離されてる感は多少あったもののそれも全く苦にならず、心穏やかな落ち着いた日々を過ごすことができました。
「私、ネットなくても生きていけるわ・・・。」
そして私は、桜が満開を迎える中、ぼちぼち体力回復にも取り組みつつ、体調の改善に取り組み続けたのでした。
『体調を妨げていた思考のクセ』に続くよー。