私の自己否定が一番強かった時にそれを解消した話
『いつからか、自分の中の自己否定の声が止まらなくなり、自動再生が止まらない状態になりました。』
元々完璧主義で自己否定が強かった私が、止まらなくなった自己否定を解消した時の話です。
自己否定を自動再生する声
自己否定の自動再生
今から約4年半前の2018年夏。
確かこの年は記録的な猛暑で、暑い日々が続いていたと記憶しています。
そんな猛暑の中、私は自分の自己否定の声に苦しんでいました。
元々私は完璧主義で自己否定が強い方です。何かあるたびに、もしくは、過去の出来事を思い出しては、自分がこんな性格だからダメなんだとか、自分の存在が間違っているとか、自分を否定していました。
が、いつからか、自分の中の自己否定の声が止まらなくなり、自動再生が止まらない状態になりました。
もう勝手に自分を否定する声の再生が始まるので、自分の意思ではどうすることもできないように感じていました。
「うつで自殺した人なんかは、こんな状態がずーっと続いてたんだろうな。」と思うくらいどうしようもない状態が続くようになりました。
考えることを放棄する
私としてはこの状態から抜け出すためにどうすればいいか考えたい気持ちもあったのですが、なにぶん、絶え間ない自己否定の声がつらすぎて、考えることをやめました。
何も考えない、何も感じない。
自己否定の声を再生しないために、頭で何かを考えるということを放棄したのです。
それに伴って、感じることもなくなりました。
「このまま自己否定の声が自動再生し続ければそのうち死ぬだろう。」と、どこか冷静に思ったのを覚えています。
なので、何も考えず、つらさも何も感じないまま生活を続けても、いずれ死ぬのだろうから何の差し障りもないように思いました。
ただ、そのときにするべきことをする。
食事をする。
お風呂に入る。
睡眠をとる。
機械のように、ただ生活を営む日を数日送りました。
胸の違和感
そうしているうちに身体に違和感を感じるようになりました。
重くて黒いようなものを、胸の辺りに感じるのです。
何もないのに、確かにそこにある違和感。
考えると自己否定の声が自動再生されるので、何も考えず、違和感を感じたまま過ごすことにしました。
『セルフセッションをする』の文字
が、そのまま数日過ごした夏も盛りの8月上旬のある日。
『インテグレイテッドヒーリングのセルフセッションをする』という文字が度々頭に浮かび、そのうち頭から離れなくなりました。
ずっと頭にこびりついているので、「しょうがないからやってみるか。」というくらいの気持ちでセルフセッションをしました。
ただ淡々とセッションをする
セッションはすべて身体の反応を確認しながら、身体が反応することに従って進めていきます。
自己否定の声の自動再生がつらく、しょうがなくセッションをすることもあり、何も考えず、何も感じないまま、ただ淡々と、身体の反応を確認して、セッションを進めていきました。
将来の不安
セッションの内容は、将来の不安について。
確か、会社員だった頃のことがセッションで出てきた気がします。
詳細は覚えておらず、残っている簡単なメモを見ると、『好きなことを仕事にする』という信念に変えるセッションをしています。
5つのワーク
そして、このセッションでは5つのワークをしました。次の5つです。
- メッセージ
- 身体の毒素をエネルギー的に取り除く
- 音叉
- アロマを嗅ぐ
- アメジストを喉に当てる
メッセージ
まず一つ目は、メッセージでした。
『いかにして待つかを知ること。これこそ成功の要諦である。』とうメッセージが反応しました。
何も考えず、何も感じないようにしていた私には、何も響かない言葉でした。
身体の毒素をエネルギー的に取り除く
そして二つ目は、身体の毒素をエネルギー的に取り除くことをしました。
私たち現代人は、日々、たくさんのさまざまな毒素に曝されています。
空気、水、食品、生活用品、ストレス、などなど。
多くの毒素が排出しきれずに、身体の中に蓄積されています。これが癌やアレルギーの多さの原因となっているとも言われています。
ここでは特に、プラスチックから溶出する毒素をエネルギー的に取り除きました。
プラスチックから溶出する毒素・・・。
思い出したのは、そう、アホみたいに働いて、ワーカホリックになっていた会社員時代のこと。
早朝から夜中まで働いていたので、当然のことながら、自炊する時間も気力もありませんでした。必然的にコンビニが私の台所になり、食べ物も飲み物もすべてコンビニで買っていました。
容器はすべてプラスチックですし、冷やしたり温めたりしたので、溶出しやすかったかもしれません。
この数年後に聞いた話では、毒素を取り除くワークは、反芻思考のある方にすることが多いそうです。
当時の私には最適なワークだったかもしれませんね。
音叉
三つ目のワークは、音叉を使いました。
使ったのは惑星の音叉です。一つは惑星ニビルの音叉で、もう一つは惑星セドナの音叉。両方とも「初めての人には使わないでねー。」と言われている作用の大きなものです。
この2つのセットの音叉は遺伝子レベルに働きかけます。そして、静寂へと導き、新しい次元への再誕生を促します。
これらを使って、エネルギーバランスを整えました。
アロマを嗅ぐ
四つ目のワークは、アロマを嗅ぐこと。
ミカエル・ザヤットの’DIVINE FEMININ’というブレンドされたアロマです。’DIVINE FEMININ’は、和訳すると’聖女’になります。
このアロマを、何も考えず、ただ、嗅ぎました。
今、ネットで調べてみたら、以下のような働きがあるようですねー。
このブレンドは女神の原理によって、魂の内にある男性性と女性性の深い亀裂を癒すように処方されています。
女性がパワーを取り戻すことは必要ですが、聖なる女性性とバランスを取らなければなりません。
このブレンドは、抵抗を溶かし、あなたを自分自身と他人への愛と理解の新しいレベルに引き上げてくれます。
また、あなたに保護とガイダンスを与えてくれます。
ミカエル・ザヤットアルケミストオイル公式オンラインショップ
アメジストを喉に当てる
最後の5つ目のワークは、アメジストを喉に当てること。
なんだかよくわからないけれど、とりあえず、何も考えずに、しばらく喉に当てていました。
アメジストの働きを今調べてみたら、古代から使われてきた石で、癒したり、愛とつながったり、直感を高めたりする働きがあるようですね。
こうして、身体が反応したすべてのワークを終え、セッションは終了したのでした。
その後のこと
セッション終了直後
そして、セッションが終了した直後。
気がつけば、自動再生していた声も、つらい気持ちも、胸の重さも、すべてが消え去り、何とも言えない感覚に包まれていました。
うそでしょ・・・と自分でも思うくらい、感覚の違いに驚いたし、インテグレイテッドヒーリングの凄さを体感し、その可能性の大きさと深さを知り、セッションへの確信に近い信頼も生まれました。
その日はそのまま布団に入り、眠りにつきました。
翌日以降
そして、その翌日も、何とも言えない感覚は続いていて、おまけに何とも言えない幸福感に包まれ、意識がハートにある感覚、それと同時に、眠くて眠くてしょうがいないという状態が3日間ほど続きました。
このセッション以降、自己否定の自動再生の声は消え、でも時々自己否定してしまうけれども、自己否定に気持ちが向きそうになる自分に気づくことができるようになりました。
今では、自己否定することはほぼなくなりました。
今ではもう、あのときのセッションの詳細は忘れてしまったし、セッション後の何とも言えない感覚を味わうこともできません。ですが、あのときのセッションに想いを馳せると、胸の辺りがジーンとして、目が潤んできます。
そんな猛暑の夏の思い出となった、印象深いセルフセッションでした。